
「Amazonノーリサーチせどり」を実践するにあたって必要な設備や届け出などについて詳しく解説させて頂きます。
この手法を実践するために必要なもの、及び必須ではありませんがあれば便利といったものについても、一つ一つ詳しく解説していきたいと思います。
このページの目次
スマートフォン(必須)
当ブログで紹介している「せどり手法」では、仕入れた商品の出品先として主にメルカリを使用しています。
スマホについては、実践するためというよりメルカリでの出品時に必須となるものです。
スマホはほとんどの人が所有していると思いますが、中には「私は全てパソコンで処理しているからスマホは持っていない!」という方もいらっしゃるかもしれませんね?
私自身もどちらかというとこのタイプの人間なのですが、ここでスマホが必須である理由を一つご紹介したいと思います。
以下の画面は、メルカリで出品していた商品が売れた時のスマホの画面です。
上の画面で「取引画面へ」をタップすると、以下のような画面(2次元コードを読み取った後)が表示されます。
次に同じ画面をパソコンで表示すると、まず以下のような画面が表示されます。
ところが上の画面で「取引画面を表示する」をクリックすると、以下のように「お取引はアプリをご利用ください」と表示され、その後の操作が出来ない状態となってしまいます。
つまりメルカリで商品を出品する際、スマホのアプリでしか操作出来ない機能がいくつかあるため、スマートフォンが必須になるという訳です。
パソコン(必須)
パソコンの場合は、ノートパソコンでもデスクトップパソコンでもお好きな方で構いません。
但し、当ブログで紹介しているせどり手法において便利なツール(Amazonで使用されている画像を自動で取り込んでくれるソフト)を使用する際は、Windows10 or 11のパソコンが必須となりますので、その点だけご注意ください。*ブラウザはGoogle Chrome(グーグルクローム)を推奨。
今回はスマホの場合とは逆に「私はスマホで全て処理出来るからパソコンは必要ない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かにスマホがひとつあれば何でも出来るという方もいらっしゃるようですが、前述したようにこのせどり手法ではWindows10 or 11のパソコンを使う事でとても便利なツールを利用できますので、今現在パソコンをお持ちでない方が今後本格的にせどりを実践しようと考えているのであれば、ぜひパソコンの導入をお勧めします!
ここではこの便利なツールについて簡単に紹介しておきますね。
以下のページは、ある商品に対するAmazon内での商品ページですが、ページの一番左端のところを見ると赤丸で囲んだ部分に商品の紹介用として7枚の写真が掲載してあります。
これらの写真をメルカリ出品用ページへ掲載しようとすると結構手間がかかるのですが、このツールを使用すれば自動的にそれらの写真を自分のパソコンへ取り込んでくれるので、最初に使ったときは本当に驚きました!
当せどり手法を実践する方には、ぜひこの機能を存分に利用して頂きたいと思います。
なお、このせどり手法で使用する便利なツールを快適に利用するためのパソコンのスペックや上手なパソコンの選び方については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
→ Dellのハイスペックパソコンを金利0%の分割払いで超お安く購入できました!
→ Amazonノーリサーチせどり実践のためのパソコンの選び方
Microsoft Excel(必須)
このExcelのソフトは、前述した便利なツールを使用するためにWindows10 or 11のパソコンと共に必要となるものです。
ちなみに、Excelのバージョンは最新版が推奨されていますが、私が使用しているExcel 2019で問題なく動いていますので、2019以降のバージョンのものであれば問題ないと思います。
もし購入の必要があれば、以下のリンクからAmazonのページへ飛べますのでご利用ください。
Microsoft Excel 2021(最新 永続版)|オンラインコード版|Windows11、10/mac対応|PC2台
クレジットカード
当せどり手法を実践する際、仕入れをする商品を購入する場合の決済方法としては以下の2種類があります。
・クレジットカード
(VISA、マスターカード、アメックス、JCB)
・コンビニ決済
(ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)
資金に余裕がある人の場合は問題ありませんが、このせどり手法では最小仕入単位が1ロット(商品60点前後)につき54,800円(税込/送料込、コンビニ決済時は+手数料500円)が必要となります。
例えば3月1日にコンビニ決済で1ロット(商品60点)仕入れたとして、
・3月2 or 3日商品到着
・3月3日~3月23日メルカリ出品作業(1日3点出品時)
・4月25日完売、メルカリより即出金
となった場合、月に一度1ロットを仕入れたくても4月1日の時点では3月1日仕入れ分の回収が出来ていませんので、4月1日仕入れ分として更に追加で54,800円+500円が必要になります。
次に私が使っているクレジットカード(月末締め・翌月26日払い)の場合で考えると、
3月1日にクレジットカード決済で1ロット仕入れたとして、
・3月2 or 3日商品到着
・3月3日~3月23日メルカリ出品作業(1日3点出品時)
・4月25日完売、メルカリより即出金
・4月26日クレジットカードからの引き落とし
このようにクレジットカード決済の場合は、2回目の4月1日仕入れ時点でも現金は必要ありませんし、3月1日仕入れ分の引き落とし前にその分が回収できていますので、その意味でも安心と言えます。
つまり、商品の仕入れから売上金の出金まで1カ月半くらいのリードタイムであれば、完売はしていなかったとしても、クレジットカードの引き落とし前にメルカリの売上金を出金しておけば、口座残高を減らすことなく回転させていくことが出来るという訳です。
私の場合は毎月1日に商品を発注し、その月の月末までの売上金を出金するという形でやっています。
このせどり手法では、仕入れ先の会社が1ロット54,800円の仕入れ額に対して約25,000円分の利益(実際には更に多くの利益も可)を得られるようにリサーチした上で商品を送ってくれます。
当ブログでは最初に目指しているのが月5万円ですので、単純に考えれば毎月2ロットずつ仕入れていく必要がありますし、更に3ロット・4ロットと増やしていきたい場合は、やはりクレジットカードを使った決済の方が取り組みやすいのではないでしょうか?
これからAmazonノーリサーチせどりを実践してみたいと考えている方で、これまではクレジットカードは使う事が無かったので持っていないという方も、この機会に一度クレジットカードの使用について検討してみてください。
古物商許可証(必須)
皆さんの中には「古物商許可証」という名称自体初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか?
私自身もこのせどり手法を始めるまでは全く知りませんでした。
この許可証は、その名が示すように古物(中古品)を扱う際に必要なのかなと想像できますが、古物営業法によると「実際に使用したかどうかには関係なく、未使用の新品であったとしても、いったん消費者の手に渡ったものは、この古物に該当する」という解釈になるようです。
当せどり手法では「Amazonが商品を購入者へ送付したが、サイズ等が間違っていたため未開封のまま返品された」といったような商品について、仕入れ業者を通して私たちが仕入れる仕組みとなっています。
この場合、その商品については全く開封もされていない新品であるにも関わらず、いったん消費者に渡っているため、古物営業法上では古物と判断されるという事になります。
つまり、この仕入れた商品を古物商許可証を取得していない人がメルカリ等で販売した場合、法律違反で最悪逮捕される可能性があるという訳です!
仮にYahooオークションやメルカリで個人が販売している商品を仕入れて転売する場合は、その販売者の本人確認(本人確認書類を入手したり、本人限定の受取郵便を送ってその人が実在するかといった確認)が必要なため現実的にはほぼ不可能ではないでしょうか?
仮に匿名配送で取引をしている出品者に対して、本人確認書類を送ってくださいと言ってもまず無理でしょうし、本人限定の受取郵便を送りたいので住所と氏名を教えて下さい、と言ってもまず無理ですよね?
但し、個人が使用していていらなくなったもの(当然中古品ですね)をメルカリ等で販売する場合は、古物営業法は適用されないのでご安心ください。
ちょっとくどい説明になりましたが結論としては、「当せどり手法を行うためには古物商許可証が必要」という事になります。
メルカリを使っている人たちの中には、古物営業法を無視(知らないのかもしれませんが)して個人から仕入れてメルカリで販売しているような人も見かけますが、あなたがせどりを実践する際は、必ず古物商許可証を取得しておきましょう。
私が仕入れをしている業者さんについても、会社のホームページ上の住所が実在するか? 全国法人情報データベースに掲載があるか? などの調査を行い、更に担当者の名刺のコピーなども取り寄せています。(これらについては警察署からの指導もありました)
古物商許可証の取得方法
古物商許可証を取得する際は、あなたが住んでいる所轄警察署の生活安全課という所へ以下の書類等を提出して申請する必要があります。
■提出書類(所轄する警察署によって若干異なる)
・別記様式第1号その1(ア)
・別記様式第1号その2
・別記様式第1号その3 → 営業所が2か所以上なければ不要
・別記様式第1号その4
・誓約書 個人申請用
・誓約書 管理者用
・略歴書
■添付書類
・住民票1通(本籍地入り、マイナンバーなしのもの)
・身分証明書1通(本籍地の市役所にて取得要)
■証紙 19,000円
必要書類提出後、約40日間の調査が有りOKの場合は警察署より連絡がありますので、書類を提出した警察署へ許可証を取りに行って無事取得完了となります。
*地域によって提出書類等が異なるようですので、古物商許可証の取得申請の際は、申請前に所轄警察署の生活安全課へTELで確認することをお勧めします。
*一度取得してしまえば更新などはありませんので、面倒がらずに必ず取得しておきましょう。
個人事業主 開業届
個人事業主の開業届については、当せどり手法を実践する上では特に必須ではありませんが、青色申告で確定申告をする場合は提出が必須となっているようです。
なお、事業用銀行口座の開設、クレジットカードの契約、オフィスの賃貸借契約、融資の審査などの際には開業届のコピーの提出を求められることがあるようです。
私の場合は脱サラした当初より個人事業主の開業届を提出していたのですが、最近のコロナの影響をもろに受けて収益が激減したため持続化給付金や事業復活支援金の申請を行いましたが、開業届を提出していたおかげでかなりスムーズに手続きが完了したと思います。
副業であったとしても継続してその仕事を行うつもりであれば、個人事業主の開業届を提出していた方がいろいろと有利な面があるのではないかと感じています。
税理士との契約
確定申告などは自分で出来るし、税理士と契約するとその報酬がもったいないといった方は別としても、私のように税務に関する知識が乏しい人にとっては税理士と契約することで多くのメリットを得ることが出来ます!
税理士と契約することで得られるメリットとしては、
・確定申告などの税務処理に時間を取られない(自分の業務に集中できる)
・節税に関する情報やアドバイスをしてもらえる
・コロナ関連の給付金等に対する申請がスムーズにできる
といったものが挙げられますが、ここで一つ注意があります!
これらのメリットが得られるかどうかについては、契約した税理士の違いによって大きく異なります!
税理士によっては、インターネット関連の用語さえ理解していなかったり、節税などの有益な情報に関して一切教えてくれないような税理士もいるようですので、税理士と契約する際は十分に検討した上で行うようにしてください。
税理士の必要性や契約などについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
→ 税理士の違いによって税理士報酬や得られる情報は大きく異なります?!
まとめ
最後に「Amazonノーリサーチせどり」を実践するために必要なものについて整理すると以下の通りとなります。
1.スマートフォン:メルカリ出品に必須
2.パソコン(Windows 10 or 11):専用ツール使用時に必須
3.Microsoft Excel(Ver.2019以降):専用ツール使用時に必須
4.クレジットカード:商品仕入れのためにあった方が便利
5.古物商許可証:せどり実践のため必須
6.個人事業主開業届:早めに提出しておいた方がベター
7.税理士との契約:所得が増えてきたら契約した方がベター
インターネットを使って副業をやってみたいと考えている人であれば、上記のうちスマホ・パソコン・クレジットカードなどはほとんどの人が持っていると思います。
今後「Amazonノーリサーチせどり」をやってみたいと考えているのであれば、少々お金はかかりますが Excel や古物商許可証についてもぜひ揃えておくようにしましょう。
更に、売り上げが順調に伸びてきたら、税務処理や確定申告が必要になってきますので、私のようにそのあたりが苦手な人の場合は、税理士さんと契約する必要が出てくるかもしれません。
この記事が何かの参考になれば幸いです。
私が実践している「Amazonノーリサーチせどり」について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
→ Amazonノーリサーチせどりを徹底解説!やり方や仕入れ方法を伝授
まだメルカリを始めていない方は、早速メルカリのアプリをダウンロードしましょう。
会員登録時に以下の招待コードを入力すると、500ポイントがゲット出来ますのでメルカリを使って実際に500円分のお買い物をしてみませんか?
招待コード:PNRKKD
*間違えないようにコピー/貼り付けで入力してくださいね (^^♪